こんにちは141coffeeの石井です。
先日はコーヒーの健康成分の一つであるクロロゲン酸について取り上げました。
今回はコーヒーの代表的な成分である、「カフェイン」を取り上げたいと思います。
カフェイン

カフェインは軽い覚せい作用がることが知られています。
ではほかにはどのような効果があるのでしょうか?副作用はあるのでしょうか?
1つずつ紐解いていきたいと思います。
カフェインが含まれている飲み物や食べ物
コーヒー飲料(約60mg)
お茶や紅茶 (約30mg)
ココアやチョコレート (約20mg)
コーラ(約9mg)や栄養ドリンク(約100~150mg)
商品や抽出方法によって含有量は変わります。
カフェインの主な効果
覚せい作用(集中力の上昇、疲労を感じにくくさせる)
解熱鎮痛作用(睡眠や疲労を感じにくくさせる)
強心作用(運動能力向上)
利尿作用(交感神経の刺激による、腎臓による血液ろ過スピード上昇)
の主に4つの作用があります。
カフェインによる悪影響

睡眠の質の低下(神経の興奮作用)
過剰摂取による悪影響(中枢神経を過剰に刺激)により吐き気や下痢などの症状
カフェインによる中毒性(集中力の欠如や慢性的ないらいら)
カフェインの摂取量
カナダの保健省による規定では1日あたり400mgまで。
コーヒカップであれば3杯までとされています。
致死量も設定されており、一般的な成人男性の場合10g~12g以上は危険とされている。
デカフェ
コーヒーの場合はデカフェという選択肢があります。
この場合、特殊な加工をするので豆自体がもろくなり、かびやすくなっています。
カフェイン自体の含有量はほぼゼロになりますが、その他の健康面を考えるのであれば、しっかりしたデカフェの豆を選ぶ必要があります。
まとめ

カフェインは覚せい作用や集中力の向上などが見込めるため、健康に良い面もある。
しかし、摂取しすぎは副作用もあるため気を付けること。
コーヒーカップ3杯以内であれば、安全ではあるが、お茶やチョコレートにも含まれているので、摂取の際には十分留意すること。
健康にもよいとされるコーヒーですが、リスクもあります。
しっかりと気を付けたうえで、楽しいコーヒーライフを送ってください。