みなさんは家庭用のエスプレッソマシンは持っていますか?
家庭用エスプレッソマシンがあれば、ラテやカプチーノなど様々な珈琲メニューを楽しめますし、エスプレッソそのままでも美味しいですよね。
そんな家庭用のエスプレッソマシーンを購入するときに一番悩ましいのが、エスプレッソ用のグラインダー(ミル)だと思います。
ハンドドリップに使うコーヒーの挽き具合と、エスプレッソ用の弾き具合では全くちがうため、エスプレッソ専用のミルが必要になってきます。
そこで今回はおすすめの家庭用エスプレッソマシン用のグラインダー(ミル)をバリスタである私が10選、厳選してご紹介いたします。
お気に入りのエスプレッソグラインダーを見つけていってください!
▼家庭用のエスプレッソグラインダー
- 1 エスプレッソ用のグラインダー(ミル)の選び方
- 2 エスプレッソグラインダーが必要な理由
- 3 エスプレッソ用コーヒーグラインダー(ミル)おすすめランキングTOP10
- 3.1 デロンギ コーヒーグラインダーKG364
- 3.2 デロンギ デディカ KG521J-M
- 3.3 業務用カリタ エスプレッソ用ミル 61075
- 3.4 デロンギ(DeLonghi) コーン式コーヒーグラインダー KG366J
- 3.5 XEOLEOエスプレッソコーヒーグラインダー
- 3.6 BODUM ボダム BISTRO ビストロ 10903-01JP-3
- 3.7 Breville BCG600SIL The Dose Control Pro
- 3.8 BARATZA(バラッツア) コーヒーミル Sette 30
- 3.9 Baratza Sette 270Wi バラッツァ エスプレッソグラインダー
- 3.10 フジローヤル みるっこDX レッド R-220
- 4 エスプレッソ用グラインダーおすすめランキングまとめ
エスプレッソ用のグラインダー(ミル)の選び方
家庭用のエスプレッソマシンと一緒に用意したいのがエスプレッソ用のコーヒーグラインダー。
一般的なコーヒーグラインダーとエスプレッソ用のグラインダーでは挽き具合が違います。
ではコーヒーグラインダーとエスプレッソ用グラインダーの違いからエスプレッソ用のグラインダーの選び方を見ていきましょう。
▼エスプレッソマシンおすすめランキングTOP10はこちらから!
エスプレッソマシンおすすめランキングTOP10【バリスタおすすめ!家庭用エスプレッソメーカー】
選び方①エスプレッソ用のグラインダーは極細挽き対応が必須
エスプレッソ用は極細挽きまで使えるものがエスプレッソ用になります。
通常のミルの場合細挽きまで使えますが極細挽きには対応していないものが多いです。
極細挽きではない場合、うまく圧力が加わらずに薄いエスプレッソになってしまいます。そのためエスプレッソマシンの本来の力を発揮させるためには極細挽きが必要になってきます。
エスプレッソ用のグラインダーを購入する場合は必ず、極細挽きができるグラインダーなのか確認しましょう。
選び方②エスプレッソ用のグラインダーはコニカル刃もしくはフラット式
引用:Amazon
エスプレッソ用のグラインダーに使用されるのはコニカル式、もしくはコーン式の刃。
ミキサータイプの刃がついているタイプは低価格のモデルが多いが、細かく挽くことができないため、エスプレッソ用には不向き。
おもにエスプレッソ用のグラインダーで使用されている刃は、フラット刃とコニカル刃。
フラット刃は臼のようにすり潰す刃の形。
コニカル刃はより複雑な立体的な形をしている。
フラット刃は回転速度が速く挽くことができるので業務用のグラインダーに多い。
毎日スピーディーにコーヒーを飲みたい方におすすめ。
コニカル刃は回転速度が遅い代わりに豆への摩擦熱が低く、ダメージが少ないのが特徴。家庭用や高級路線の業務用向け。
家庭用では一回の挽く量も少なくて済むのでコニカル刃の挽く速度でも問題はない。豆へのダメージが少なく、美味しく抽出できる。
⚫︎家庭用で少人数用ならコニカル刃
⚫︎スピーディーに挽きたいならフラット刃
エスプレッソグラインダーが必要な理由
エスプレッソ用の極細挽きは酸化が早いため、挽きたてのコーヒー豆でないと美味しく抽出することは不可能である。
『そのためエスプレッソ用のグラインダーが必要になる。』
また、お店で購入した際にコーヒー豆を挽いてもらうと、エスプレッソに必要な極細挽きの場合、中挽き粗挽き以上に酸化する速度が速くなります。
つまり味がすぐ落ちてしまいます。
これは豆が細かくなるので表面積が増えることで、空気に触れやすくなるためです。
ご自宅にエスプレッソ用のミルがあると、抽出のタイミングで豆を挽くことが出来るので毎日お店で飲むような本格的なエスプレッソを味わうことができます。
エスプレッソ用コーヒーグラインダー(ミル)おすすめランキングTOP10
エスプレッソに使える極細挽き専用のグラインダーを紹介していきます。
エスプレッソにはエスプレッソ用のコーヒーグラインダーが必要です。
購入前に極細挽きが可能かどうか確かめましょう。
デロンギ コーヒーグラインダーKG364

コスパ | ★★★★☆ |
ミル刃 | コーン式 |
オススメ度 | ★★★★★ |
メーカーがデロンギなので、デロンギのエスプレッソマシーンと相性が良いかもしれません。
コーン式挽き刃と低速回転モーターによって摩擦をへらし、コーヒーの風味を最大限残したまま挽くことが可能です。
引用元:Amazon
デロンギ デディカ KG521J-M

コスパ | ★★★★★ |
ミル刃 | コーン式 |
オススメ度 | ★★★★★ |
デロンギのコーヒーグラインダーで最高級の物になります。価格は2万円を切るくらい。
低価格品よりも挽ける範囲が広く粗挽きから極細挽きまでしっかり挽けます。
エスプレッソマシンのデディカと同じシリーズなのでデザインもスッキリしていてかっこよく、価格帯も悪くないコストパフォーマンスの良いモデルだと思います。
一番お勧めできます。
業務用カリタ エスプレッソ用ミル 61075

コスパ | ★★☆☆☆ |
ミル刃 | コーン式 |
オススメ度 | ★★☆☆☆ |
エスプレッソ専用の業務用コーヒーミルです。
家庭のレベルではありませんが、本格的に味にこだわる方にはお勧めです。商品としては結構新しめの商品でデザインもスタイリッシュです。
業務用のコーヒー器具も取り扱っているカリタの製品なので安心感もあります。
デロンギ(DeLonghi) コーン式コーヒーグラインダー KG366J
引用:Amazon
コスパ | ★★★★★ |
ミル刃 | コーン式 |
オススメ度 | ★★★★☆ |
オススメポイント
⚫︎コスパがいい
⚫︎エスプレッソマシーンで有名なデロンギ製
極細挽きができる、エスプレッソグラインダー。
内臓刃はコーン式。
引用:Amazon
細挽きと粗挽きを交互に使う場合、噛み合わせのエラーなどで壊れやすくなるため、一般的な喫茶店でもエスプレッソ用のグラインダーとドリップ用で使い分けているお店は多い。
細挽きの場合ドリップコーヒーには向かないので、エスプレッソ用と完全に割り切る必要がある。
エスプレッソ用としてはかなりお安いので、コスパ抜群である。
XEOLEOエスプレッソコーヒーグラインダー
引用:Amazon
コスパ | ★★★★★ |
ミル刃 | フラット式(グラインド) |
オススメ度 | ★★★★★ |
中国製、輸入品のエスプレッソにも使えるコーヒーミル。
5段階で挽き具合を調節可能で、フラット刃を内蔵している。
引用:Amazon
極細挽きも使えるので、エスプレッソグラインダーとしても使っていける。
輸入品のためコンセントの変換ケーブルなど必要になってくる。
デザインは業務用のデザインに近く、カリタやボンマックの商品に似ている。
安価な割に性能が良く、ドリップとエスプレッソ共有してグラインダーを使いたい方にオススメしたい。
BODUM ボダム BISTRO ビストロ 10903-01JP-3
引用:Amazon
コスパ | ★★★☆☆ |
ミル刃 | コーン式 |
オススメ度 | ★★★★☆ |
ボダムはデンマークとスイスのキッチン用品メーカー。
おしゃれで可愛いデザインが特徴で人気がある。
コーヒー器具だとコーヒープレスが有名。
セラミックコニカル刃なので豆にダメージがなく挽くことができるのが特徴。
セラミック素材なので耐久性もそこそこ。
引用:Amazon
挽いたコーヒー用のコンテナは耐熱ガラス製なので静電気がないのもポイント。
ガラス製なので洗って清潔に使える。
引用:Amazon
Breville BCG600SIL The Dose Control Pro
引用:Amazon
コスパ | ★★★☆☆ |
ミル刃 | コーン式 |
オススメ度 | ★★★★★ |
オーストラリアの家電メーカーBreville(ブレビル)から発売している本格的なコーヒーグラインダー。
業務用でも使えるようなレベルの家庭用コーヒーグラインダーで、60段階の挽き具合を調節できる。
60段階調節は他社製品と比べてかなり多い。
刃先はステンレス製のコニカル刃で摩擦熱が少ない。
そのため、コーヒーの香りをしっかり残したまま挽くことが可能。
引用:Amazon
極細挽きも可能なのでエスプレッソ用としてもちろん使用できる。
同じメーカーから本格的なエスプレッソマシーンも販売されているので、セットで揃えるのも良さそう。
BARATZA(バラッツア) コーヒーミル Sette 30
引用:Amazon
コスパ | ★★★☆☆ |
ミル刃 | コーン式 |
オススメ度 | ★★★★☆ |
アメリカシアトルのコーヒーミルメーカーBARATZA(バラッツア)のエスプレッソミル。
粗挽きから細挽きまで30段階の挽き具合を調節できるコーヒーグラインダー。
刃は低速でコーヒー豆をすり潰すコニカル刃。
このためコーヒーのアロマを閉じ込めたまま抽出することが可能。
エスプレッソは特に極細で挽くためアロマが逃げやすいが、コニカル刃なら閉じ込めたまま挽くことが可能。
スペシャルティーコーヒー向けに開発された商品で、エスプレッソからドリップまで広く使える。
引用:Amazon
0.1秒単位でグラインド時間の設定が可能なタイマーもついている。
かなり高性能なコーヒーミルです。
Baratza Sette 270Wi バラッツァ エスプレッソグラインダー
引用:Amazon
コスパ | ★☆☆☆☆ |
ミル刃 | コーン式 |
オススメ度 | ★★★★☆ |
こちらもアメリカシアトルのコーヒーミルメーカーBARATZA(バラッツア)のエスプレッソグラインダー。
サードウェーブやスペシャリティーコーヒーのために作られたコーヒーミルのため、高性能。
上記モデルに比べて高価だが、その分高性能。
引用:Amazon
SCA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)で、ベストニュープロダクト賞を受賞している商品。
挽き具合はマクロ30段階、ミクロ9段階で合計270段階もの調節が可能。
また必要なグラムだけ挽くacaiaテクノロジー内蔵。
粉量を計算しながらグラインドし、予め設定した粉量に達したら自動的に終了してくれる優れもの。
お値段関係なく最高のコーヒーグラインダーが欲しい方にオススメしたい。
フジローヤル みるっこDX レッド R-220
引用:Amazon
コスパ | ★★★☆☆ |
ミル刃 | コーン式 |
オススメ度 | ★★★★★ |
日本ブランドのフジローヤル みるっこDX。
フジローヤルは業務用の焙煎機やグラインダーを販売している会社で日本のコーヒー業界では非常に有名です。
日本製の高性能な焙煎機として有名店でも使っている商品を取り扱っています。
引用:Amazon
みるっこDXは業務用のデザインそのまま小型化した商品で、家庭用としては必要十分な性能があります。
カラーは赤と黒の二色展開。
最近は海外でも人気が出ている。
挽き幅はエスプレッソからドリップまで調節可能になっている。
デロンギ(DeLonghi) コーン式コーヒーグラインダー KG366J
エスプレッソ用の極細挽きができるグラインダーを購入しよう。
極細挽き可能であればエスプレッソに使用できますので、その部分に注意してエスプレッソ用のミルを探してみてください。
可能であればドリップ用のグラインダーとエスプレッソ用のグラインダーは分けておくと故障しづらいのでオススメ。
▼エスプレッソマシーンの記事はこちら▼
エスプレッソマシンおすすめランキングTOP10【バリスタおすすめ!家庭用エスプレッソメーカー】